「このブログは何について書いているのですか?」
もしそう聞かれたら、少し答えに困るかもしれません。
記事を見渡すと、
- 30年以上履き続けた靴の話
- 太陽光発電、蓄電池、V2H、EVや断熱改修
- 還暦から考えた資産運用
- ゴルフイップスとの格闘
- 40年前のヨーロッパ一人旅
- 古いコンピュータや愛用品の思い出
一見すると、統一感がありません。
実際、私自身も「テーマが散らかっているのではないか」と考えたことがありました。
しかし、半年ほど記事を書き続けて気づいたことがあります。
私は違うテーマを書いているのではなく、同じ価値観を、違う切り口で書いているだけだったのです。
私が伝えたいのは「時間が価値を証明する」ということ
30年近く技術者、そして10年以上を技術経営者として働いてきました。
現在もまだ現役です。
最近のデジタルやAIにとどまらず、新しい技術も数え切れないほど見てきました。
また、企業の中に技術を展開する先頭に立って若い時代は実践し、年をとってきて
からは全体を俯瞰して見てきました。
その中で痛感したのは、
本当に価値があるものは、10年、20年、30年という時間を経て初めて分かる
ということです。
もちろん、仕事を始めた時は、これが最善だと思って、取り組んでいるわけですが、筋の
良いモノは長く残るが、そうでないものは駆逐されていくということです。
これは仕事だけに限った話ではありません。
何故なら、仕事は私が当事者である一方で、使う立場で、様々な技術やシステムを使っている
立場に逆転するからです。
30年以上履き続けた靴もそうでした。
家づくりもそうでした。
投資もそうでした。
ゴルフもそうでした。
人生そのものもそうでした。
どれも、「長い時間」が教えてくれたことです。
このブログの3つのテーマ
このブログは、大きく3つのテーマで構成されています。
① 長く使う(Life)
私は「一生モノ」という言葉が好きです。このブログを掲載する時にも自然と言葉として出てきました。
30年以上履いている靴。
何十年も使っているバッグ。
古いコンピュータ。
家も同じです。
断熱性能を高め、太陽光や蓄電池を組み合わせることで、将来にわたって快適で安心して暮らせる住まいを目指しています。
「安いから買う」のではなく、
長く使えるから選ぶ。
そんな考え方を書いています。
② 長く働く(Work)
技術者、経営者として40年。
製造業は、技術だけでは成り立ちません。
人材育成。
現場力。
生産設備
どれも時間をかけて積み上げていくものです。
若い頃の失敗。
工場建設。
海外勤務。
災害対応。
そして管理職や経営者として学んだこと。
経験から得た判断基準を残したいと思っています。
③ 長く生きる(Mind)
還暦を迎えて感じるようになったことがあります。
人生は、知識より経験が人を育てる。
投資も、
ゴルフも、
旅も、
失敗も、
すべてが今の自分を作っています。
だから私は、
結果だけではなく、
そこへ至る過程も書き残していきたいと思っています。
このブログは「答え」を教えるブログではありません
私は専門家として正解を押し付けたいわけではありません。
むしろ、
「私はこう考え、こう選び、こう失敗し、こう学んだ」
その経験やプロセスを書き残したいのです。
読んでくださった方が、
「そんな考え方もあるのか」
「自分だったらどうするだろう」
そんなふうに考えるきっかけになれば、とても嬉しく思います。
最後に
- 20代では経験がありませんでした。(圧倒的に不足していました)
- 30代では仕事に追われました。(経験を求めた結果、また、家族とのバランスに悩みました)
- 40代では責任が増えました。
- 50代では会社を方向づけ、人を育てる立場になりました。
- そして還暦を過ぎて、ようやく一つのことに気づきました。
本当に価値のあるものは、時間だけが証明してくれる。
華やかに見えたことが、時間が経つと廃れていくものや、地味でありながらも、確実に
浸透して、残っていくものがあることに気がつきました。
世の中には、こうした方がいい、ああした方がいい、友人の華々しいSNSなど、
負目に感じる情報に満ち溢れています。そして、常に、自分の価値観を揺らされ続けてきて、
ほどほどに疲れてきている方が多いように感じています。
ただ、そうした、情報はほとんど、意味を持たず、人生に何の爪痕を残していないことに
時間が経過し、経験を積んでいくと気がつくようになります。そして、大事な事が何なのか、
経験の中から、ふと気がつく瞬間があります。
だから私は、このブログで「時間が育てた経験」を少しずつ残していこうと思います。
もし皆さんの人生や仕事、暮らしの中で、何か一つでも参考になることがあれば、
これほど嬉しいことはありません。